ハーベスタで作業効率アップ

更新日:2022年3月7日


こんにちは、山梨県南部町にある望月林業の望月です。

私たち望月林業ではハーベスタを導入しました。

突然ですが、ハーベスタってご存知ですか?
短時間で伐採・造材ができる林業専用の重機になります。

日立建機日本社製の林業専用ベースマシンにフィンランドのワラタ社製のアタッチメントがついたハーベスタになります。
この機種、実は山梨県内で最初に導入しました!
いわゆる初号機です!

これによって多くの木をチェーンソー伐採・造材していたのが作業効率のアップを図ることが可能になりました。
さらに高齢化となってきている業界、ハーベスタによって大きな期待ができます。

そこで今回はハーベスタについてご紹介していきます。

ハーベスタについて

ハーベスタの利用方法
伐倒・枝払い・測尺・玉切・集積の工程を全てこなすことができます。
ハーベスタの導入件数
全国的には約2,000台のハーベスタが保有されており、山梨県には約20台くらいあります。

ハーベスタを使うことのメリット

今までは人がチェンソーで伐倒し、枝払・造材していたものがこの1台で全てできるので
作業効率、生産性、安全性がアップします。
作業道を開設し、木材を生産するシステムが主流な中、低コスト化が実現します。

また、バリューバッキングシステムにより、木材市場での売り価格をデータ入力しておくことで
1本の木を最も高くなるような採材プランを自動で算出するので収益性もアップします。

ちょっとしたデメリットも

デメリットは今のところないです。

チェーンソーとハーベスタを比較

チェーンソー

  • 作業時間がかかる
  • 体力が必要で人数も必要
  • 危険が伴う

ハーベスタ

  • 作業時間が短縮される
  • 重機オペレーターがいれば可能で少人数でも可能
  • 安全作業となる

作業員の時間も短縮できるため費用を抑えることが実現でき、さらに補助金を活用することによって大きな出費を抑えることにもつながります。

特に山梨県南巨摩郡エリアで山林整備をお考えでしたら是非ご相談をお待ちしております。

望月誠司

この記事を書いた人

望月誠司

1977年生まれでA型。高校卒業後、東京農業大学に進み、林業経営について学ぶ。卒業後、愛知県の東海木材相互市場に就職し、木材の流通に関わり販売等を行っていた。
学生時代は野球、ソフトボール。
趣味はスポーツ観戦、お酒(飲み比べ)、ドライブ。
県有林受注のみならず、地元の森林を何とかしたいという思いで日々奮闘中!!

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