山にはヒルが多い!林業従事者が教える対策と対処方法

更新日:2022年3月7日


こんにちは、山梨県南部町にある望月林業の望月です。

突然ですが、ヒルってご存知ですか?
ミミズのように長く、全長約3センチ程度の糸状の虫になります。

山に入るとヒルが多く刺されることもあり、もし刺されてしまうとなかなか止血にならなかったり痒さが続いてしまう厄介な虫です。

そこで今回は、山で仕事にしている目線から、ヒルに刺されにくくする方法やもし刺された時の対処方法などについてご紹介していきます。

ヒルは血液で大きく成長する

ヒルは山に生息しているシカや猿などの動物だけでなく、人に対しても刺してきます。
ヒルを引き寄せるのは二酸化炭素や熱、振動などと言われているので山に入るとヒルを見つけることはよくある事です。

特にジメジメした梅雨時期や落ち葉の下などの日陰に潜んでします。

ヒルはハチとは違い、刺されても気づきにくく知らないうちに刺されているなんてこともよくあります。
刺されてしまうと止血しにくかったり、痒みや跡になってしまうこともあります。

ヒルを見つけたら

最近では山にいたシカや猿などの動物に付いて、私たちが生活しているエリア近くでも見られます。
また、数年前には確認されなかった場所にも見られるようになっています。
もしヒルを見つけたら、塩で対処することができます。

あまり多くの塩をまいてしまうと土壌にも影響が出てしまいますので、少量にしましょう。

ヒルに刺されないための方法

ヒルは知らないうちに刺されてしまう事がありますが、一番大切なのはヒルに刺されないための対策をおこなうことです。
そこで通年現場を歩いている私がいつもおこなっているヒル対策をご紹介します。

ヒルノックなどのスプレータイプの忌避剤がありますが値段が高いので、簡単にしかも安くできる対処法として石鹸+塩及びハッカ液があります。

ヒルは衣類の隙間があるだけで中に入ってきますので、隙間を作らせないことが大切です。

もしヒルに刺された時の対処方法

刺されないための対策をしていても細いヒルは侵入してくることもあります。
もしヒルに刺されてしまった時は、無理に引っ張ってはいけません。

強く引っ張ってしまうと途中で切れてしまってヒルの吸い口が皮膚に残ってしまうこともあるためです。
塩をかけ血を吸ったヒルが落ちた後に市販の軟膏を塗ります。

望月誠司

この記事を書いた人

望月誠司(もちづきせいじ)

1977年生まれでA型。高校卒業後、東京農業大学に進み、林業経営について学ぶ。卒業後、愛知県の東海木材相互市場に就職し、木材の流通に関わり販売等を行っていた。
学生時代は野球、ソフトボール。
趣味はスポーツ観戦、お酒(飲み比べ)、ドライブ。
県有林受注のみならず、地元の森林を何とかしたいという思いで日々奮闘中!!

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