間伐と枝打作業の紹介です

更新日:2024年3月3日


今回は間伐及び枝打作業をご紹介いたします。

南部町内の森林の施工実績です

南部町内の県有林、ヒノキとスギの混交林です。

林齢は35年生で、搬出するにはまだ早い現場なので今回は保育間伐を行いました。

作業前は日の入りが悪く暗い林相です。

間伐実施前

作業後はこんな感じです。

間伐実施後

一目瞭然ですね。とても明るくなりました。

間伐を行うことで残された木の成長を促し、かつ太陽の光が地表まで届くようになり、森が健全な状態になります。とても重要な作業です。

次は枝打作業です。

枝打1回目(枝下2m確保)
枝打2回目(枝下4m確保)
枝打3回目(枝下7m確保)


枝打7m完成後

南部町内の県有林にはヒノキの優良生産団地に指定されている森林があり、当初植栽本数が4,500本/haと高密度植栽で下刈後、定期的に間伐と枝打を繰り返し行うことにより40年~45年経過後に皆伐し、節のない柱材を生産目的にしています。

ただ現在は無節材の使用が少なくなり、価値が下がってきているのも事実なのであり方を考えなくていかなくてはならないと自分自身は感じでいます。

今回は県有林のご紹介でしたが、民有林においても手を入れなくてはならない森林がまだまだあります。森林整備をお考えでしたら是非ご相談をお待ちしております。

望月誠司

この記事を書いた人

望月誠司(もちづきせいじ)

1977年生まれでA型。高校卒業後、東京農業大学に進み、林業経営について学ぶ。卒業後、愛知県の東海木材相互市場に就職し、木材の流通に関わり販売等を行っていた。
学生時代は野球、ソフトボール。
趣味はスポーツ観戦、お酒(飲み比べ)、ドライブ。
県有林受注のみならず、地元の森林を何とかしたいという思いで日々奮闘中!!

記事一覧へ戻る


あなたにおすすめ